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Tongue Tie (舌小帯短縮症)その1


ハワイ、そしてアメリカ本土で母乳育児をしているとTongue Tie(タングタイ)という言葉を一度は耳にした事があるのではないでしょうか?


今日はこのTongue Tieとは一体何なのか、そして母乳育児にどう影響があるのかお話ししたいと思います。


Tongue Tieとは?

Tongue Tieとは日本語では舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)と言います。


この舌小帯とは舌の裏側、付け根に付いているヒダのことです。

赤ちゃんのなかにはこのヒダがあまり伸びず、上手に舌を動かすことができない子達がいます。

このような赤ちゃんはおっぱいを上手に飲めなかったり、なかにはボトルから飲むのも困難であったりもします。


なぜかというと、それは赤ちゃんが舌の筋肉を使っておっぱいを口の中に留めておくようにしているからです。しかし、舌が自由に動かないと舌の代わりに唇でおっぱいを口の中に入れておこうします。するとおちょぼ口のようになり、口の先端の方に力が入りお母さんの乳首が傷ついてしまったりするわけです。


Tongue Tieだとどういう問題が出てくるのでしょう? 乳頭痛、出血があると乳腺炎のリスクも高まりますし、赤ちゃんも唇でおっぱいを口の中に留めておこうとするととてもエネルギーが必要になってくるため、すぐに疲れてしまい、十分に母乳が飲めずに眠ってしまうケースがよくあります。そして体重が思うように増加しない場合もあります。母乳が十分に吸われないと母乳の量が減って行くという問題も出てきます。


次のブログでTongue Tieだと思われた場合はどうしたらいいかをお話します。

このようにはっきりとわかる場合もありますが、舌奥の筋肉の伸縮が悪い場合は見た目だけではなかなかわかりません

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